案件のご紹介
複数の拠点を展開されているお客様の、リスティング広告(Google広告・Yahoo!広告)の運用を担当しています。必要が生じたその時点で検索し、短時間で依頼先を決められる方が多い分野のため、検索結果での取りこぼしがそのまま機会損失になる一方、関係のない検索に広告費が流れやすい難しさもあります。
課題
2026年の年明け以降、コンバージョン単価が段階的に悪化し、4月には年初の約1.7倍まで上昇していました。クリック単価の高騰に加え、成果につながらない検索からの流入が費用を押し上げており、広告費を増やしても獲得件数が伸びない状態に陥っていました。
実施したこと
5月以降、次の4つの観点から運用全体を組み直しました。個別の設定内容は差し控えますが、いずれも単発の調整ではなく、毎月の実績を検証しながら継続的に手を入れています。
1.配信構造とご予算配分の見直し
キャンペーンごとの役割を整理し、費用対効果の高い領域へご予算を振り替えました。掲載順位を落とさずに単価を下げられる余地を、毎月の実績から見極めています。
2.検索意図と着地ページの対応づけ
同じ広告でも、検索された言葉によって知りたいことは異なります。検索語句を意図別に分類し、それぞれに最適な着地ページを割り当てることで、クリック後の離脱を減らしました。
3.競合の出稿状況への対応
クリック単価の高騰は、同じキーワードに出稿する他社の動きに大きく左右されます。毎月すべての広告出稿を実地で確認して一覧化し、直接的な競合にあたらない事業者も含めて、対応方針をご提案してきました。
4.評価する単位の変更
キーワード単位の数値は月次では振れ幅が大きく、判断を誤らせます。意思決定に耐える単位まで集約したうえで評価する形に改め、感覚ではなくデータで打ち手を選べるようにしました。
成果
コンバージョン単価は4月をピークに下落し、8月にはピーク比で57.8%改善しました。
| 期間 | コンバージョン単価 | 広告費 | コンバージョン数 |
|---|---|---|---|
| 1〜4月 | 100(基準) | — | — |
| 5〜8月 | 73.2 | 15.8%減 | 15.1%増 |
単月の数値は季節要因でも動くため、4か月ずつの平均で比較しています。それでもコンバージョン単価は26.8%改善し、広告費を15.8%抑えながら、獲得件数を15.1%伸ばす結果となりました。8月単月で見ると、改善前で最も成績の良かった2月と比べても19.0%低い水準です。
お気軽にお問い合わせください
リスティング広告は、出稿を続けているうちに設定が積み重なり、何が効いていて何が無駄になっているのかが見えにくくなります。当社では毎月の実績を検証したうえで、次の一手を根拠とともにご報告しています。広告費が増えているのに問い合わせが伸びない、運用を任せきりで中身が分からない、といった場合はご相談ください。
対応している広告と料金、ご依頼の流れは、広告運用代行のページでご紹介しています。
広告運用からWebサイトの制作・改善までを一貫してご対応しています。神戸のホームページ制作会社ユニファースへお気軽にお問い合わせください。