ソーシャル時代のSEO対策

 2013年のGoogleの大きい流れは、自作自演型の外部リンクを無効にするというものでした。その施策には大きく分けて3つあります。まず1つ目は、サイト同士の相互リンクを無効にしました。2つ目は、Yahoo!カテゴリに代表される有料審査で登録されるディレクトリからの被リンクを無効にしました。最後に、プレスリリースサイトから発行される記事からの被リンクを無効にしました。

 このようにGoogleは、そのホームページの順位を上げることを目的として外部からリンクを貼る行為や、お互いに順位を上げることを目的として不必要な相互リンクページなどを作成することを禁止してきています。現在は、上記の方法を行っているにもかかわらず目的の検索語で上位に来ていたとしても、いずれはGoogleにその穴をふさがれることでしょう。つまりGoogleは、リンクは、共感・感動・恐怖・新しい知識を得た等の理由で自然に貼られるものであり、それ以外の順位を上げることを目的とした外部リンクは認めないという姿勢を強固にしてきているのです。

 では、どのようにして自然に貼られるリンクを獲得すれば良いのでしょうか?このように問題提起をすること自体が恣意的なリンクの獲得と言う誹りは免れませんが、漫然とサイト運営していても被リンクは得られないというのが多くの方の悩みだと思います。私が提案する被リンク獲得戦略には3つあります。まず1つ目は、展示会や試食会、体験会を開催して商品・サービスをユーザーに理解してもらう場を設ける方法です。2つ目は、TwitterやFacebook等を使い、商品・サービスに興味がある人と対話をして信頼関係を築き、他の人へシェアをしてもらう方法です。3つ目は、集客力の高いポータルサイトの話題に取り上げられる方法です。3つ目の方法は敷居が高く見えますが、業界や商品についての専門知識が豊富であったり話題性があったりすれば取り上げられることは、それ程難しいことではありません。

 前段の被リンク獲得戦略の3つ全てに共通するのが「ソーシャル」というキーワードです。何が言いたいかと言うと、信頼される情報を提供し続け信頼関係が得られて初めて、あなたのサイトがブログやホームページで紹介され、その紹介が被リンクという形で評価される時代になったと言うことです。これまでのような、物量作戦や力技が通用しなくなってきています。Googleはこれからも、よりソーシャルでの評価を重要視していくことでしょう。従って、SEO対策の担当者は「Googleにばれない被リンクの貼り方」ではなく、「どのようにしてユーザーと対話をして信頼関係を構築するか」に考えを巡らせることが今後重要になるのではないでしょうか。

 

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